・モラハラされてる・・・と感じたら

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どこに相談すればいい?

なんだか最近、心がモヤモヤする、学校に行くのがつらい、家にいるのがしんどい…。もしかしたら、それは「モラハラ」のせいかもしれません。

「モラハラ」っていうのは、言葉や態度で人の心を傷つける「見えない暴力」のこと。「自分だけが我慢すればいいのかな」「私(僕)が悪いからかな」って、一人で抱え込んでしまう人がたくさんいます。

でも、あなたは一人じゃない! モラハラは、絶対にあなたが我慢しなくていいことだよ。

このページでは、もし「モラハラされてるかも…」って感じたら、どこに相談すればいいのか、具体的に紹介していくね。安心して話せる場所がきっと見つかるはずだよ。


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1. まずは「身近な大人」に相談しよう!

一番身近で、あなたのことを一番よく知っている人に話すのが、最初のステップです。

① お父さん、お母さん、または家の人(保護者)

  • 一番の味方になってくれるはず: あなたの心の変化に気づいてくれるかもしれません。まずは正直に、今感じている辛い気持ちや、相手からされていることを話してみましょう。
  • 学校や他の機関と連携してくれる: もし、学校での問題なら、保護者から学校に連絡してもらうことで、学校も真剣に対応してくれることがよくあります。

② 学校の先生(担任の先生、スクールカウンセラー、養護教諭)

  • 学校の問題なら専門家: 学校でモラハラを受けているなら、先生たちが一番動いてくれるはずです。
  • どんな先生に話せばいい?:
    • 担任の先生: 毎日クラスにいるから、あなたの変化に気づきやすいかもしれません。
    • スクールカウンセラー: 学校にいる心の専門家です。秘密は守られるので、安心して話せます。
    • 保健室の先生: 体の不調だけでなく、心の悩みも聞いてくれる心強い味方です。
  • 伝え方のヒント:
    • 「〇〇さん(相手の名前)の△△(具体的な言動)で、学校に来るのがつらいです」
    • 「どうしたらいいかわからなくて、困っています」
    • もし、その先生に言いにくい場合は、他の信頼できる先生を探してみてね。

③ 部活の顧問や塾の先生など

  • 学校の先生以外にも、あなたのことをよく見てくれていて、信頼できる大人がいれば、その人に相談してみるのも良いでしょう。

2. 身近な人に言いにくかったら、「学校以外の相談窓口」へ!

「親や先生には、ちょっぴり言いにくいな…」と感じることもあるよね。そんな時は、学校以外の専門機関に相談してみましょう。電話やチャットで、秘密を守って話を聞いてくれる場所がたくさんあります。

① 24時間子供SOSダイヤル

  • 電話番号: 0120-0-78310 (なやみ言おう)
  • 特徴: 24時間いつでも、全国どこからでも無料で相談できます。いじめや様々な悩みについて、専門の相談員が話を聞いてくれます。電話をかけた場所の教育委員会の相談機関につながります。

② 子どもの人権110番(法務省)

  • 電話番号: 0120-007-110 (フリーダイヤル)
  • 特徴: いじめや体罰など、子どもの人権に関わる様々な悩みについて相談できます。人権問題の専門家が話を聞いてくれます。

③ いじめ相談窓口(文部科学省)

  • Webサイト: 各地のいじめ相談窓口の一覧が載っています。(「いじめ相談窓口 文部科学省」で検索すると見つかります)
  • 特徴: 電話だけでなく、メールやチャットで相談できる窓口も紹介されています。自分が話しやすい方法を選べます。
  • 【文部科学省】「子供のSOSの相談窓口」

④ チャイルドライン

  • 電話番号: 0120-99-7777 (毎日16:00〜21:00)
  • 特徴: 18歳までの子どもが、誰にも言えない悩みや困りごとを話せる場所です。匿名で、安心して話を聞いてもらえます。

⑤ SNSの相談窓口(文部科学省のサイトなどで紹介)

  • 最近では、LINEなどのSNSで相談できる窓口も増えています。「SNS相談@かながわ(神奈川県の例)」のように、各自治体で実施している場合もあります。
  • 特徴: 電話で話すのが苦手な人でも、文字で自分の気持ちを伝えることができます。

3. もし、体がしんどい、心が苦しいと感じたら…

モラハラが続くと、心が疲れて、体にも影響が出ることがあります。

① スクールカウンセラー(学校にいる場合)

  • 先ほども紹介しましたが、もし学校にスクールカウンセラーがいるなら、利用してみましょう。心の専門家なので、あなたの苦しみを理解し、どうしたら良いか一緒に考えてくれます。

② 心療内科や精神科(保護者と一緒に)

  • もし、食欲がない、眠れない、気分がひどく落ち込む、学校に行けないといった症状が続く場合は、保護者と一緒に心療内科や精神科の病院を受診することも考えられます。
  • お医者さんは、あなたの話を聞いて、体や心の状態を診断し、必要であれば治療や休養についてアドバイスしてくれます。

相談する時に大切なこと

  • 「いつ、どこで、誰に、何を言われたか」を具体的にメモしておく: 覚えている範囲でいいので、記録しておくと、相談する時に状況を伝えやすくなります。LINEのスクリーンショットなども有効です。
  • 「私(僕)はこう感じた」という気持ちを伝える: 相手がしたことだけでなく、それによって自分がどんな気持ちになったのか(悲しい、怖い、辛い、悔しいなど)を正直に伝えてみましょう。
  • 一度で解決しなくても諦めない: 相談してもすぐに解決しないこともあります。でも、それはあなたが悪いわけではありません。別の相談窓口を探したり、もう一度同じ窓口に相談したり、諦めずに助けを求め続けてください。
  • 秘密は守られる: 相談した内容は、あなたの許可なく他の人に話されることは基本的にありません。安心して話してください。

モラハラは、あなたの心がSOSを出しているサインです。 そのサインを見過ごさずに、勇気を出して誰かに話してみてください。 あなたは一人じゃありません。必ずあなたの力になってくれる人がいます。